研究関心・活動

嘘・欺瞞・詐欺などといった「騙す」という行為に関連した研究を中心に行っています。現在行っている研究は以下の通りです。(随時更新)

私個人の研究

嘘・欺瞞に関する研究
嘘・欺瞞に関する研究といっても、メインストリームである虚偽検出ではなく、嘘・欺瞞という現象そのものに関する研究をしています。最近は、嘘・欺瞞研究の権威でもある Dr. Timothy R. Levine との共同研究も行っており (e.g., Levine, & Daiku in press)、私が主導で行ったものとしてはA few prolific liars (Serota, & Levine 2015) という現象についての日本での実証的検証があります 。
また、個人的には「疑い (suspicion)」に興味を持ち、人がどのような状況で疑いを持つようになるのかといったことに関心があります。特に、疑いをどのように測定することに興味を持ち、研究を続けています(e.g., 大工・釘原, 2015)。

詐欺に関連した研究
詐欺被害は大きな社会問題となっていますが、未だ詐欺に関する心理学的研究は多くありません。詐欺被害の減少を目指し、詐欺に騙される心理学的メカニズムに関して研究を行ってきました(e.g., 大工・釘原, 2016; 大工・阿形・釘原, 2016)。最近は、後述するプロジェクトの一員として主に研究を行っています。

 

共同研究

詐欺被害防止のための研究・実践
秋田県立大学の渡部諭教授を研究代表者とする、大規模共同研究プロジェクト(JST RISTEX 高齢者の詐欺被害を防ぐしなやかな地域連携モデルの研究開発)です。心理学・ICTなどを駆使し、詐欺被害を減少させるという目標を掲げて研究・実践を行っています。私は、実施者として携わっています (e.g., 渡部他, 2018) 。

体罰への容認的態度に関する研究
近畿大学の内田遼介氏・大阪大学の寺口司助教との共同研究です。体罰による問題が学校で発生している一方で、体罰を容認している人々が存在することもまた事実です。このような容認的態度がどのように形成されるのかという心理的メカニズムについて研究を行っています。

エスカレータでの同調行動に関する研究
奈良女子大学の阿形亜子氏との共同研究です。日本では、エスカレータのどちらか片側を空けるという規範が多くの地域で存在しています。そのような規範が維持されるまたは崩壊するメカニズムについて、鉄道会社の許可のもと、実際にエスカレータを使用して研究をしています。

 

その他

FD(Faculty Development)の研究・実践
「大阪大学未来の大学教員養成プログラム」を修了し、大学での授業の質の向上を目指した研究・実践に取り組んでいます。FD関連の実績はこちら(大阪大学FFP Alumni Academy のHPに移動します)。

社会貢献活動
大阪大学大学院人間科学研究科・未来共創センターと共同で、詐欺対策に関するサイエンスカフェ・講演などを行っています。また、大阪大学SEEDSプログラムの講師として高校生にプレゼンテーションを教えた実績もあります。